関節モビリゼーション、ROM訓練、ストレッチ
1~1.2mの棒を両手でもって、 万歳(屈伸),、横振り(外転)、肘を曲げての内・外旋などの運動を行う。
鉄アレー,重錘バンドなどで、 肩関節周囲の筋力強化訓練
主な腰痛: 椎間板ヘルニア、 腰部脊柱管狭窄症、 腰椎分離症、すべり症、 変形性脊椎症、 腰椎圧迫骨折、 腰椎捻挫、 椎間関節症、 筋筋膜性腰痛、 etc
疼痛テスト、 関節可動域テスト(SLRなど)、 MMT、 感覚検査、 反射テスト、 ADLテストなど
温熱療法(ホットパック、極超短波療法など)、 腰椎牽引療法
腰椎、骨盤の可動性
背筋,腹筋,殿筋,大腿四頭筋などの抗重力筋の強化と,その拮抗筋である腸腰筋,股関節屈筋のストレッチによって直立姿勢のバランスをはかる。
重い物持ち上げ方、作業姿勢、寝返り、マットレスの堅さなど
軟性コルセット → 腹圧を高める
症状: 運動痛、 荷重痛、 筋力の低下・萎縮、 関節拘縮、 腫脹、 運動障害、 X線像で,関節縁の尖鋭化,骨棘形成,関節裂隙の狭小化
人工関節置換術、痛みを抑えるための薬物療法、 保存的療法としての理学療法が行われる。
急性期にはアイスパック等の寒冷療法
慢性期にはホットパック、マイクロなどの温熱療法
関節モビリゼーションにより関節腔を広げた後、 ROM訓練を実施する。
関節に負担をおけないよう等尺性運動で行う。
マッスルセッティング
プールの中で運動する。 免荷作用、水の抵抗を利用。
足底装具、膝装具
骨粗鬆症のある高齢者が転倒した時にしばしば起こる。
強い疼痛、歩行不能となる。
骨折部位により、 内側骨折(関節包内で骨折、骨癒合しにくい)と 外側骨折(関節包外で骨折)に分類する。
外科的治療法として骨折部の固定、人工関節置換術が行われる。
疼痛テスト、 形態(脚長差、周径など)、 関節可動域テスト(股関節、膝など、脱臼に注意)、 MMT(股関節周囲筋)、 動作観察
人工骨頭置換術後を想定した理学療法を以下に述べる。
ホットパック、超音波療法など
※極超短波療法は禁忌
過度な動きは脱臼のリスク
マッスルセッティングから開始、抵抗運動へ進む
側臥位では患側を上にすること。
内転位委にならないように(脱臼の危険性)
松葉杖、T字杖による歩行
靴の着脱訓練、自助具の活用
7項目中4項目以上あれぱRAとして分類される。除外項目なし
炎症、変形のある関節の場所と程度の把握、 腎炎、肺炎、血管炎、眼症状の有無
周計、四肢長の計測
拘縮、強直、異常可動性、動揺の有無
MMTや配慮した方法による
バーセル・インデックスなどを用いる
stage1 | 骨に所見がないか,あっても軽度の骨萎縮 |
stage2 | 骨萎縮と軽度の骨軟骨の破壊 |
stage3 | 関節の破壊と変形を伴うもの |
stage4 | さらに高度の破壊または強直に至るもの |
class1 | 健康人と同様で,機能障害はない |
class2 | 多少の運動制限はあるが,普通の生活ができる |
class3 | 日常生活動作や普通の作業がはなはだ困難である |
class4 | 寝たきりまたは車椅子生活で介助が必要 |
愛護的に実施
関節に負担をかけないように注意して実施
日常生活において関節に負担をかけないようにする。例えばレバー式のドアノブ
変形の予防、免荷、関節にかかるストレスの軽減を目的として様々な装具を用いる
支配領域の運動麻痺、筋力低下、筋萎縮
支配領域の感覚麻痺(表在感覚、運動核等)
発汗障害、血管運動障害
分娩時、オートバイ事故などにおける引き抜き損傷等
胸郭出口における絞扼により起こる。
上腕部の骨折や圧迫などで起こり,肘関節の伸展,手指の伸展が障害される。
「下垂手変形」
前腕の回内,手指の屈曲,母指の対立などが障害される。
「猿手変形」
:深指屈筋尺側,骨間筋などの麻痺。「鷲手変形」
下腿三頭筋の麻痺で「踵足変形」
前脛骨筋,腓骨筋,指伸筋の麻痺で、「下垂足変形」
反射検査、関節可動域検査、MMT、知覚検査、電気診断
保存療法、外科的神経修復術等
低周波電気療法による筋萎縮の予防、鎮痛を目的とした経皮的電気刺激療法
関節拘縮の予防を目的として行う。
筋力に応じて筋収縮訓練