コミュニケーション手段

目と耳の不自由な盲ろう者は、様々なコミュニケーション手段を用いています。

代表的なコミュニケーション手段を以下に挙げます。

1 点字系コミュニケーション

1)指点字

通訳者の指から盲ろう者の指に直接、点字で伝える。
指点字入門レジュメ
点字一覧表

2)ブリスタ

ドイツ製の点字タイプライター「ブリスタ」を用いて伝える。

2 手話系コミュニケーション

1)弱視手話

盲ろう者の見え方に応じて、
コントラスト、逆光、手話のスピード・大きさなどに配慮した手話

2)触手話

全盲の盲ろう者の場合、手話を触って読む。

3 音声によるコミュニケーション

聴力の残っている盲ろう者に対して行われます。

音声通訳入門(BonW)
フォネティック表
レジュメ_音声通訳スキルアップRolePlay_買い物
レジュメ_音声通訳スキルアップ講座

1)耳元での復唱

盲ろう者の耳元で、通訳者が復唱します。

2)FMマイク

通訳者がFMマイクに向かって復唱します。
盲ろう者はFMマイク対応の補聴器でそれを聴きます。

4 その他のコミュニケーション

1)手のひら書き

通訳者は盲ろう者の手のひらに主にひらがなを書いて伝えます。
養成講座_手書き文字通訳の方法と技術

2)要約筆記

ノートなどに盲ろう者の視力に応じて見やすい文字で書いて伝える。

養成講座_筆記通訳の方法と技術